50代に入って、体の変化や心の揺らぎを日々感じています。
離婚してから10年以上。恋愛も、性の話も、どこか遠ざけてきました。
「もうそんな歳じゃない」そう思い込んでいたのかもしれません。
でもあるとき、ふと感じたのです。
自分を抱きしめる時間が、必要なんじゃないかって。
心の奥にあった「さびしさ」
再婚の予定はありません。
ひとりの生活に慣れたとはいえ、
夜になると、どうしようもない空虚感に包まれることがありました。
ドラマを観ても、本を読んでも、
どこかで「私にはもう関係ない」と感じてしまう。
誰かと関わるのは怖いけれど、
自分の心と体の声には、もう少しだけ素直でいたい。
そんな想いで、セルフケアを見つめ直しはじめました。
irohaとの出会い
最初は、少し怖かったです。
年齢的に「今さら……」という抵抗も正直ありました。
でも、ネットで見かけた「iroha」は、どこか優しさを感じさせるフォルムでした。
丸みを帯びた形。
やわらかな素材。
そして、何より「いやらしさ」を感じさせないデザイン。
「これなら、試してみてもいいかも」
そう思い切って手にしたのが、irohaの【rin(リン)】というモデルでした。
はじめての夜、涙が出ました
お風呂あがり、照明を少し落として、
irohaを手にとりました。
スイッチを入れると、静かに震えはじめます。
まるで、そっと背中をさすってくれるような…そんな感覚。
肌に当ててみると、
じんわりと、ゆっくりと、心と体がほぐれていきました。
直接的な刺激ではないけれど、
内側の渇いていた部分が、少しずつ潤っていくような感覚。
ふと、涙がこぼれてしまったのです。
誰かに求められるのではなく、
自分が自分を癒す時間。
そんなこと、今まで考えたこともありませんでした。
50代だからこそわかる、自分を慈しむということ
irohaは、性的な欲求を満たすだけの道具ではありませんでした。
むしろ、それ以上の存在です。
私にとって、それは「自分を大切にする習慣」。
毎晩ではないけれど、
疲れた日や、心がふっと沈んだときに、そっと取り出す。
そして、体と心をつなぎ直す。
そうすると、不思議と翌朝、
少しだけ背筋が伸びている気がします。
「私にはもう関係ない」なんて、言わなくていい
セルフプレジャーは恥ずかしいことじゃない。
女性が自分の体を知り、慈しみ、楽しむことは、
誰にも遠慮する必要なんてないと思うようになりました。
もし、この記事を読んでいるあなたが
「こんな歳で…」と感じているなら、
それは私も通った道です。
でも一歩、踏み出してみてください。
irohaは、そんなあなたの気持ちを受け止めてくれます。
おわりに
irohaとの出会いは、
自分との静かな再会でした。
恋愛もしない、結婚もしない、
でも、私はまだ生きている。
心も体も、ちゃんとここにある。
それを思い出させてくれたのが、
このやさしいセルフケアアイテムだったのです。