忙しさに追われる日々の中で、
自分の体と心にちゃんと向き合えているだろうか――
そんな問いがふとよぎる瞬間が、40代になると少しずつ増えてきます。
仕事も家庭も落ち着いているようで、
実は心の中に小さな空白を感じる夜がある。
眠れないとき、なんとなく寂しいとき、
スマホを見ても気が紛れない、誰かと話すのも違う。
そういうときこそ、
自分自身に静かに触れる時間があってもいいのかもしれません。
セルフプレジャーという言葉は、まだ少し照れてしまうけれど、
実はそれは、「自分を大切にする」ということと、とても近い行為です。
誰かのためじゃなく、
誰にも見せることなく、
自分の心と体をそっと感じてあげる。
それは、セルフケアの一部であり、
ひとりの女性として自分を抱きしめる、やさしい習慣。
年齢を重ねると、自分について話すことも遠ざかっていきます。
「もう関係ない」と思い込もうとする人もいるかもしれない。
でも、そうじゃない。
自分は、誰かのためだけのものじゃなく、
私たち自身のものでもあるということを、
Fem Loungeではちゃんと伝えていきたいのです。
セルフプレジャーにはルールなんてありません。
香りのよい入浴剤を使ってお風呂にゆっくり浸かるのもいいし、
お気に入りの音楽や照明に包まれて、
自分の呼吸を感じながらリラックスする時間を持つことも。
もし道具を使ってみたいなら、それもひとつの選択。
でも、それがなくても、
ただ自分に触れ、自分の感覚に気づくだけで、
すでにケアは始まっているんです。
誰にも言わなくていい。
無理に「癒されなきゃ」と思う必要もない。
そのままの自分を少しだけ認める時間。
それが、静かなセルフプレジャーの時間です。
Fem Loungeは、そんな言えないけど大切なことを、
やさしく受けとめる場所でありたいと思っています。
今日という一日がんばったあなたが、
夜にほんの少しでも「私でよかった」と思えますように。