40代からのセルフケア習慣 不調を感じやすくなる女性のためにできること
年齢とともに体も心も変化していくのは自然なこと。
とくに40代に差しかかる頃、これまでと同じ生活では
どこかうまくいかなくなる瞬間が増えてきます。
たとえば 朝からだるくて動けない 寝ても疲れが取れない
理由もなくイライラする 肌の乾燥やかゆみが増えた 気力が湧かない
そんな経験があるなら、それは年齢のせいではなく
セルフケアの見直しどきかもしれません。
セルフケアとは自分を大切にする生活の技術
セルフケアという言葉を聞くと、化粧水を丁寧に塗るとかアロマで
癒やされるといったイメージを持つ人も多いかもしれません。
もちろんそれも素敵なセルフケアです。
でも本質的にはもっと広い意味を持っています。
セルフケアとは、自分に対して今日どんなふうに
過ごすかを選ぶ行為そのもの。
食べるものを選ぶ 睡眠の質を高める 体の声をきく 不安を手放すための工夫をする
こうした日々の選択を積み重ねていくことが
将来の自分の安心や快適さにつながっていくのです。
なぜ40代から整えることが大切なのか
40代はホルモンバランスの変化や社会的な役割の変化が重なりやすい時期。
知らないうちに疲れが溜まりある日突然心や体のどこかに限界が現れます。
だからこそ今から意識的に整える習慣を取り入れることが大切です。
セルフケアの基本5つ
1 食事
腸内環境を整える 忙しさやストレスがあるとつい手軽なものに頼りがち。
でも40代からは腸の状態が全身の調子に影響を与えることが増えてきます。
発酵食品や食物繊維を意識して取り入れることで
体の内側から整える感覚を得られるようになります。
2 睡眠
寝る前30分の過ごし方を変える スマホやテレビを見ながら寝る習慣がある人は要注意。
脳が休まらず睡眠の質が下がってしまいます。
照明を落として好きな香りや音楽を取り入れるなどリラックス時間を
作るだけで朝のだるさが変わってきます。
3 運動
激しくなくていい ほぐすだけでも 筋トレやランニングのような
激しい運動が苦手でもまったく問題ありません。ストレッチやヨガ
深呼吸をしながら肩や腰を軽く動かすだけでも血流が良くなり
体が軽く感じられるようになります。
4 メンタルケア
不安に飲まれない時間をつくる 毎日の生活の中でニュースやSNSに
触れ続けていると不安や焦りが蓄積されます。
意識的に情報から離れて自分だけの静かな時間を持つことで思考が整理され落ち着きを取り戻せます。
5 女性ホルモン
フェムケアとしての知識と実践 40代から始まる更年期の変化に
備えるためには女性ホルモンの知識が欠かせません。
冷えや乾燥 気分の波に対してはフェムケア用品や漢方
サプリを取り入れるなど日々の工夫で和らげることができます。
今日から始められるセルフケアリスト
白湯を飲んでから朝を始める 5分だけ目を閉じて呼吸に集中する
肩を回す 足の裏をマッサージする 日記を書く（1行だけでも）
自分を責める言葉を1つ減らす
ひとつでもできたら合格です。大切なのは義務ではなく楽しみながら続けられること。
最後に 自分をいたわる習慣は未来の味方になる
40代は若さを無理して保つのではなく自分らしさを再構築する時間です。
今日の一歩が未来の安心と元気につながっていきます。
まずは自分のために できることを できるところから。
